実は何度も撮影をやり直し、左右鏡筒も比較しました。ジャイロ通電と手ブレ補正作動の有無とも比較しました。結果はほぼ変わりません。
今回はLED光源 5500Kのホワイトのみ掲載します。
正気に言いますと、どう解釈して良いのか困っています。R,G,Bそれぞれと焦点面も見ていますので、色毎の焦点面がずれているアクロマート画質だというのはわかります。
輪帯の片側だけに強く出る黒い影の遮蔽がわかりません。ダハ稜線の影だとは思うのですが(対物側から観察するプリズム稜線は水平に見えている)R,G,B各色でも片方だけに強く濃く出ています。
球面収差補正については普及価格帯の双眼鏡と思えば良の部類でしょうか。
星像や月面を見てもため息が出るような・・といった特別の感慨が少なく、手ブレ補正の素晴らしい恩恵にあずかるワクワク感がこの双眼鏡を持ち出すモチベーションでした。
このジャンルの真打登場に期待したいです。